紅白歌合戦は、なぜ白組ばかりが勝つのか? 平成紅白の“ジンクス”調べてみた(エキサイトミュージック)

出典元:平成の「NHK紅白歌合戦」勝敗(C)エキサイトミュージック

「平成最後の紅白歌合戦」が盛り上がっている。“J-POPの女王”ユーミンの出演から、いきものがかりの集牧など、「さすがNHK、今年は本気だ…!」と思っていたのも束の間で、サラ・ブライトマンとYOSHIKIの共演というニュースあたりからは「恐るべし今年のNHK…!」となんだか怖くなり始め、さらにまさかの米津玄師の出場決定というニュースが出た時にはもう「これが約70年の歴史を誇る“老舗番組”の底力……!」などと変な感心の仕方をしてしまった。

いずれにせよ今年は、世間の「平成最後の紅白に対する期待」をなんとかして超えようとする本気さが伝わってきて、始まる前からすでにワクワクしてしまう。

というわけで今回は、そんな大盛り上がりの紅白歌合戦をより楽しむため、紅白にまつわる”ちょっとしたジンクス”を、数字とともに見ていきたいと思っている。

何かと忘れがちなことではあるが、紅白歌合戦はれっきとした「歌合戦」だ。毎年、審査員や視聴者による審査があり、紅組と白組で勝ち負けが決められる。

そして、この勝ち負けが均等ならば、そこまで気にはならないのだが、実際には白組がかなり勝ち越しているというのは、なんとなく知っている人も多いだろう。

■平成の「NHK紅白歌合戦」勝敗
紅組:10回(約34%)
白組:19回(約66%)

ここ最近の紅白歌合戦では、紅組と白組でおよそ勝敗に2倍も差がついている。そこで気になるのは「なぜ白組が強いのか?」ということだ。

というわけでここからは、調べた中で見えてきた白組が勝つ(=紅組が負ける)いくつかのジンクスを挙げてみたいと思う。

<ジンクスその1> コブクロが出場すると白組が“勝つ”?
平成の時代に行われた紅白歌合戦に出場した/する予定のアーティストは、全部で約420組ほどである。うち、6回以上出演しているいわゆる常連アーティストは72組となっている。

さすがに6回以上も出場すると、勝ち負けどちらも経験したアーティストが大半になるが、その中で、「勝ち」しか経験していない最強のアーティストが1組だけいる。コブクロである。

コブクロの紅白出演は計8回。ゆずや絢香に並んで、若手の中では最多レベルの出演数だ。

出演したのは2005年~2010年と2012~2013年。健康上の理由でコブクロが辞退した2011年は、7年ぶりに紅組が勝利した年だった。いろいろな偶然はあるだろうが、「平成の紅白に8回出場して8回とも勝った」のは日本でコブクロだけである(純粋にすごい)。

ここ最近はツアー等の活動が多く、テレビ出演が控えめな印象のあるコブクロだが、ぜひ「コブクロが出ると白組が勝つ」というジンクスを確かめるためにも、新元号の紅白で再出場して欲しいところだ。

<ジンクスその2>“あの鐘を鳴らす”と紅組は勝つ?
続いては、誰もが知る名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」にまつわるジンクスだ。これはシンプルに、和田アキ子が「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌った年は紅組の勝率が高い、というジンクスである。

ちなみに、和田アキ子があの鐘を鳴らしたのは全部で6回。石川さゆりの「天城越え」の9回に比べれば少ないが、それでも紅白の歴史を考えれば、多く歌われている楽曲のひとつである。

ただし勝率の高い「あの鐘」も万能なわけではない。あの鐘が鳴らされた年の紅白の勝敗を見てみると、必ずしもあの鐘が鳴ったからといって紅組が勝っているとは限らないのだ。

■あの鐘が鳴った年の紅白勝敗
紅組勝利:1991、1994、2004、2011
白組勝利:1999、2007

こう見ると「なんだ、あんまり勝ってないじゃないか」と思われる方もいるかもしれない。
が、前述の石川さゆり「天城越え」は9回中1回しか勝っておらず、香西かおり「無言坂」のように、5回中1回しか勝っていない曲も紅組の曲では珍しくない。白組の圧倒的な勝率を考えれば、やはり「紅組が勝つためには、あの鐘を鳴らした方が良い」というジンクスは、あながち外れていないと言えそうである。

<ジンクスその3>坂本冬美は白組の“勝利の女神”
坂本冬美は渋いし格好いいし、なんの恨みもないのだが(毎年チャンネルも変えず楽しく観ている)、彼女が歌う「男の火祭り」には昔から少々疑問がある。曲名がどこからどう見ても白組の応援歌だからである。

実際の曲のテーマは、男女云々ではなく自然賛歌の曲のため、本当に曲名だけの問題なのだが、今回この記事を書くにあたって調べたところやはりというべきなのか、坂本冬美が「男の火祭り」を歌った年は、すべて白組の勝利だった(計3回にわたっている)。だからどうのという気はないが、明らかに紅白にまつわるジンクスのひとつなので、ここで紹介させて欲しい。

また、余談であるが坂本冬美の代表曲には「男の情話」という曲もあり、こちらが歌われた年は、紅組が勝利している傾向もある。どちらも名曲ではあるものの、紅組のことを考えれば、できれば坂本冬美には「火祭り」ではなく「情話」の方でお願いしたい限りである。

<ジンクスその4> 大トリを務めた方が勝つ?
最後のジンクスにしてようやくこの記事の本題になるが、これは端的に「紅白っていろいろ出るけど、結局、大トリを務めた組が優勝しているのでは?」というものだ。

大トリとは、紅組・白組あわせた本当のラストを飾るアーティストを指している。簡単に言えばエンディングの「蛍の光」の直前に歌うのが、紅白どちらのアーティストなのか、ということである。

これについてはわかりやすいので、ずばりデータで見ていただこう。

■「NHK紅白歌合戦」で大トリを務めた組が勝っている割合は?
大トリを務めた組が勝利:79.3%
大トリを務めた組が敗北:20.7%

数字にしてほぼ8割、圧倒的に「大トリ」と「勝敗」が合致している状況である。つまり紅白は80%の確率で「白組が大トリの場合は白組が、紅組が大トリの場合は紅組が勝っている」ということだ。さすが大晦日の番組というべきか、審査員も視聴者も「終わり良ければすべて良し」という気持ちで見ているのかもしれない……。

ちなみに、これを裏付けるために、平成の紅白の大トリの割合も出してみた。

■平成の「NHK紅白歌合戦」での大トリの回数
紅組:6回(約20%)
白組:23回(約80%)

数字で見るとわかるように、平成の紅白では北島三郎、SMAP、ゆずなど、白組のアーティストによる大トリが圧倒的に多かった。つまり「大トリだった組が勝つ+白組の大トリが多い=白組が勝つことが多い」というのが、平成の紅白歌合戦の特徴だったようである。

なお、平成の紅白で「大トリは白組だったが、ひっくり返して紅組が勝った」回数は全部で5回あったのだが、うち3回は石川さゆりが大トリを飾った年である。確率的に言えば80%負けるところを3回もひっくり返した石川さゆり、信じられないぐらい勝負運が強いのではないかという気がする。もちろんそれ以外のアーティストの活躍もあるだろうが、調べていくうちに「石川さゆり強すぎる」「石川さゆり格好いい」と思い始め、紅白歌合戦の放送が待ち遠しくなったのも事実である。

ちなみに、2018年12月31日に放送される平成最後の紅白のトリは嵐と石川さゆりに決まった。果たしてどちらの組が勝つのか。今から楽しみである。

■まいしろ
社会の荒波から逃げ回ってる意識低めのエンタメ系マーケターです。音楽の分析記事・エンタメ業界のことをよく書きます。

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